【レビュー】ラバーゼのボウル・丸ざる21cm|選んだ理由と使い勝手

4.5
ラバーゼ ボウルと丸ざるのアイキャッチ画像 ボウル・ざる

ボウルとざるって、毎日のように使う道具ですよね。
でも意外と「これがいい」とこだわって選ぶ人って、少ないのではないでしょうか。

「とりあえずあれば困らないから」と、深く考えずに選びがちなアイテムだったりしませんか。

でも実際に使っていると、気になることも出てきます。

・混ぜているときに動く
・洗いにくい
・水切れが悪い

など、小さな不便を感じることも多い気がします。

とはいえ買い換えようと思うと、素材や形、サイズ、メーカーなど選択肢が多め。
何を基準に選べばいいのか迷いますよね。

私は、どうせ買うなら自分の生活を少しでもよくしてくれるものを選びたい!
そう思って、買い物の前はしっかり調べがちです。

そんな私が料理の相棒に選んだのが、ラバーゼ(la base)のボウルと丸ざるです。

この記事では、私がラバーゼを選んだ理由と、実際に使用してわかった使い勝手をまとめています。
迷っている方の参考になれば嬉しいです。

ラバーゼってどんなブランド?

料理研究家・有元葉子さんプロデュースのキッチンウェアブランドです。

料理の中でも「下ごしらえ」の時間を大切に考えて作られていて、ボウルやざるといった基本の道具を、使いやすさ・洗いやすさ・収納のしやすさまで含めて設計されています。

ブランド名のla baseは、イタリア語で「基本」という意味だそうです。

日本製にこだわり、特に燕三条などの工場と協力しながら、試作と改良を重ねて製品づくりが行われています。

使うことに徹して考えられているため、無駄な装飾を削ぎ落としたシンプルなデザインで、毎日の料理を無理なく続けられる道具を目指しているブランドです。

ラバーゼについて詳しくは公式サイトも参考にしてみてください。

私がラバーゼのボウルと丸ざるを選んだ理由

いろんなメーカーから発売されているボウルとざる。
その中でも、ラバーゼは正直言って高価格帯だと思います。

それでも、料理をする場面から片付けまでトータルで見て、これは買う価値がある料理道具だと感じました。

高くても長く使える。
なんなら一生物と思える。
それなら結果的に、コストパフォーマンスもいい。
そう思える道具に出会えました。

日本製・丁寧なものづくりが生む使いやすさ

ラバーゼの商品はすべて日本製です。
その大半が、金属加工の町として有名な新潟県燕三条地区で作られています。

ボウルと丸ざるの素材は、さびにも強い18-8ステンレス製です。

ボウル|ヘラ絞り製法で生まれる安定感

ラバーゼのボウルは、ヘラ絞りと呼ばれる製法で一つずつ形を作っていく方法が採用されています。

金属の板を回転させながら少しずつ伸ばして成形するので、場所ごとに厚みを変えたつくりができるのが特徴です。

ボウルの底は、しっかり厚みを持たせて安定感を出し、側面は薄くして、全体が重くなりすぎないように設計されています。

そのため、混ぜるときにずれにくい。
でも持ち上げたときは重たすぎない。
ちょうどいいバランスになっています。

また、縁は巻き込まずに仕上げられているので、すっきりとした見た目で、使ったあとも手入れがしやすい構造です。
安定感・重さ・扱いやすさを同時に満たす形が、この製法によって実現されています。

ラバーゼのボウルの写真

丸ざる|綾織構造が生む丈夫さと水切れ

ラバーゼの丸ざるには、綾織と呼ばれる織り方の網が使われています。
この織り方は、網そのものに強度が出るのが特徴です。

一般的なざるのように、補強用のワイヤーを交差させて入れる必要がありません。

その結果、ワイヤーの内側に汚れがたまりにくい。
見た目もすっきりしていて、お手入れがしやすい構造になっています。

ラバーゼ丸ざるの綾織部分のアップ写真

丈夫さと洗いやすさの両立が、この網の大きな特徴です。

さらに、網の構造そのものが、水切れのよさにもつながっています。


一般的な平織りやパンチングタイプのざるは表面に水の膜が張ってしまい、水が切れにくいことがありますが、この丸ざるは水がとどまりにくく、さっと流れ落ちやすい形状です。
下ごしらえの流れを止めにくい点も、魅力のひとつだと感じています。

そして、ボウル・丸ざるどちらの縁にも、内側に向かって傾斜がついているので、手にフィットして、持ちやすい形になっています。

お手入れのしやすさ

実は、私がラバーゼを選んだ一番の理由はここにあります。

ボウル

一般的なボウルは、安全性や形を保つために、縁を外側に巻き込んだ形のものが多いと思います。

ただ、この巻き込み部分は、構造上どうしても汚れや水分が入り込みやすく、洗いにくさの原因になります。

ラバーゼのボウルは、縁を巻き込まないすっきりとした形になっていて、汚れが溜まりにくいのです。

そして、触っても安全なように滑らかに仕上げられています。

丸ざる

丸ざるの縁は、一枚のステンレス板からくり抜いて作られています。
そのため、つなぎ目がありません。

汚れが入り込むすき間がなく、こちらも洗いやすい構造です。

網の部分も、補強ワイヤーを使わない造りのため、汚れが残りにくく、水も切れやすい。
清潔に保ちやすい点がとても魅力でした。

また、ボウル・丸ざるともに食洗機に対応しています。
ここも、選ぶ上でのポイントでした。

ラバーゼのボウルと丸ざるの縁のアップ写真

ラバーゼのボウル・丸ざる|サイズ展開と選び方、収納のしやすさ

ラバーゼのボウルと丸ざるは、15cm・21cm・27cmの3サイズ展開です。
用途に応じて使い分けられる構成になっています。

それぞれ入れ子になるよう設計されているので、3サイズそろえても、収納スペースをとりません。

同じサイズ同士でも、重ねたときに持ち上げやすいよう、すき間ができるように造られています。

ボウルと丸ざるを重ねている写真

公式の説明では、15cmは薬味や少量の下ごしらえ向き、27cmは家族分の野菜を洗う・水切りするといった、量の多い作業向きとされています。

その中間の21cmは、混ぜる・泡立てる・水切りするなど、幅広く使えるサイズとされています。

私自身の調理量や使い方に当てはめて考えたとき、
「幅広く使える中間サイズ」
という位置づけが一番しっくりきたため、21cmを選びました。

ラバーゼはシリーズで後から組み合わせられる|浅型ざる・プレート

今回紹介したボウルと丸ざるに加えて、同じシリーズの浅型ざるやプレートを組み合わせることもできます。
作業の幅をあとから広げられる点も、ラバーゼを選んだ理由のひとつでした。

浅型ざる

同じサイズのボウルに重ねることで、出汁を漉したり、野菜の水切りにも便利です。

浅型なので、ボウルに落ちた水分に食材が浸かりません。

15cmの小さいサイズでの組み合わせは、大根おろしやレモンを絞った後など、
少しの水分を扱うのにもいいサイズ感です。

プレート

下ごしらえ中の食材を、一時的にのせておけます。
ボウルにのせれば、ふたやラップ代わりにも使えます。
そのまま保存できるので、簡単な保存容器としても便利です。

さらに、ボウルや丸ざるの上にプレートをのせることで、上に別のボウルやプレートを積み重ねて置けます。
下ごしらえの途中で道具をいくつも使う場面でも、作業台に全部を広げずに済むので、スペースを有効に使えるのは助かりますよね。

こうしたアイテムを、必要になったタイミングで足していけるので、まずはボウルと丸ざるだけ選んでおいて、暮らしに合わせて組み合わせを増やしていく。
そんな距離感で付き合えるところも、選びやすさの理由です。

ラバーゼのボウル・丸ざる21cmのサイズ感と使い勝手|実際どうだった?

前の項目で触れたとおり、私は21cmのボウルと丸ざるを選びました。
使う人や目的に応じて、選ぶサイズはそれぞれだと思いますが、迷ったときにおすすめしたいのが、このサイズです。

洗う・混ぜる・水を切る・保存。
こうした作業を21cmサイズで一通りカバーできて、使い勝手の良さを実感しています。

ここからは、そう感じた理由を具体的な場面ごとに紹介します。

米とぎ

我が家の毎日の米とぎは「洗い米」をしています。
寝る前にお米を研ぎ、浸水させずに水を切って、冷蔵庫で翌朝まで保管します。

21cmサイズは、2〜3合のお米を研ぐのにちょうどいい大きさです。
水を切るときは、丸ざるの脚をボウルの縁に引っ掛けて斜めにしておくと、より早く水が切れます。

ボウルの縁に丸ざるの足を引っ掛けて米とぎ後の水切りをしている写真

あらかた水が切れたらボウルに溜まった水を捨て、ボウル+丸ざるのまま、ふたをして冷蔵庫へ。

このサイズなら、冷蔵庫の中でも場所を取りにくいので、別の容器に移し替えずにそのまま入れられるのが助かっています。

以前は別のメーカーのざるを使っていましたが、網目にお米が挟まったり、こぼれたりするのが地味にストレスでした。
ラバーゼにしてからはそういったこともなく、研ぎやすくなったと感じています。

プレートはまだ持っていませんが、ここでふた代わりに使えると、さらに便利そうだなと思いつつ、今は手持ちのシリコン製のふたをのせて代用しています。

葉物野菜の洗いと水切り

21cmのセットは、リーフレタス1株分を洗えるくらいの大きさです。
洗いやすさだけで言えば、もっと大きいサイズの方がゆとりがあるかもしれませんが、日常使いとしては十分です。

葉物野菜の水切りは、サラダスピナーを出すのが面倒なとき、ボウルと丸ざるを向かい合わせ、ざるを下にして軽く振っています。

ボウルと丸ざるを向かい合わせにして振り、葉物野菜の水切りをしている写真


サラダスピナーほど完璧ではないけれど、これで十分おいしく食べられます。

モリモリ野菜を食べたい日は、ボウルごと食卓に出すこともあります。
テーブルに出しても違和感のないサイズとデザインです。

葉物野菜をボウルで水切り後、そのまま食卓に出している写真

ときどき丸ざるの中で葉物をふんわり返すだけでも、水が自然に下に落ちていきます。

ホットケーキの生地づくり・生クリームの泡立て

ボウルは、ホットケーキなどの生地を混ぜたり、生クリームを泡立てるときにちょうどいい大きさです。

我が家ではホットケーキの粉はだいたい200gくらいで作ったり、生クリームだと200mlのパック1つで作ることが多いのですが、そのくらいの量なら、余裕をもって混ぜられます。

深さがあるので、材料が飛び散りにくいです。
ボウルに泡立て器を入れたままでも倒れず安定して使えます。

ボウルに調理器具を入れたままでも倒れず安定してる様子の写真

浅型ざるを追加して広がった使い方|水切り・粉ふるい・粗熱取り

我が家では、あとから浅型ざるの21cmを追加しました。
丸ざるほど深さはいらない、でも「ちょっと受けがほしい」。
そんな場面で、意外と出番が多いです。

浅型ざるの写真

たとえば、しゃぶしゃぶ用の野菜を洗って軽く水を切り、そのまま浅型ざるごと食卓に出したり、焼いたパンの粗熱を取るときは、浅型ざるをひっくり返して、その上にパンをのせています。
粉ふるいにも便利です。

丸ざるより薄くてコンパクトなため、洗いやすいのも助かるところです。

我が家は置き型のコンパクトな食洗機を使っているので、入れやすさという点でも、浅型ざるのほうが使いやすく感じています。

ボウルに浅型ざるを重ねた写真

まとめ

ラバーゼのボウル・丸ざる21cmは、「洗う・混ぜる・水を切る・保存する」という下ごしらえの流れを、ひとつの道具で気持ちよくつないでくれる存在です。

安定感のあるボウル。
丈夫で水切れのよい丸ざる。
汚れがたまりにくく、洗いやすい構造。
毎日の小さなストレスが確実に減っていきます。

「これでよかったな」と思える場面が、少しずつ積み重なっていく道具です。

迷ったら21cmサイズがおすすめ。
用途・収納のバランスがよく、日常使いの中心としてちょうどいいサイズ感です。

まずはこのセットから始めて、必要に応じて他のサイズだったり、浅型ざるやプレートを足していく。
そんな付き合い方がしっくりきます。

シンプルで上質、長く使える道具。
結婚祝いや引っ越し祝いなどのギフトにも、とてもおすすめです。
毎日の台所仕事が、少しだけ心地よくなるはずです。

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